商工会案内
商工会とは
「商工会の組織等に関する法律」(昭和35年制定)にもとづき、主として町村を区域として、組織された経済団体として、地区内における商工業の総合的な改善発達を図ることを目的とする公益法人であります。
商工会は、したがって(1)営利を目的としない (2)特定の個人、団体の利益のための事業を行わない (3)政治的中立を保つーこの三原則により地区内の小規模事業者のために公正な立場で事業を行うこととされています。
商工会の歴史は古く、法制定以前から自主的任意団体として活動していましたが、法制化により事業を活発化し振興をはかる必要から、時代の要請により法の制定にいたったものであります。沖縄県は復帰時の昭和47年に法の適用をうけ、現在では県下で34市町村に設立されています。豊見城市商工会は昭和50年設立、同年10月4日認可され現在に至っています。
商工会は、全国の市町村に1.800余りが設立されており、商工業者の経営支援や地域の活性化を図るための様々な活動を行っています。商工会は、経営改善普及事業と地域総合振興事業を行っています。
事業の範囲
- 商工業に関し、相談に応じ、又は指導を行うこと。
- 商工業に関する情報又は資料を収集し、提供すること。
- 商工業に関する調査研究を行うこと。
- 商工業に関する講習会又は講演会を開催すること。
- 展示会、物産展示等を開催し、又はこれらの開催のあっせんを行うこと。
- 商工業に関する施設を設置し、維持し、又は運用すること。
- 沖縄県商工会連合会の委託を受けて商工貯蓄共済事業の業務を行うこと。
- 商工業者の福利厚生に資する事業を行うこと。
- 商工会としての意見を公表し、これらを国会、行政庁等に具申し、又は建議すること。
- 行政庁等の諮問に応じて答申すること。
- 社会一般の福祉の増進に資する事業を行うこと。
- 商工業者の委託を受けて、当該商工業者が行うべき事業(その従業員のための事務を含む。)を処理すること。
- 行政庁から委託を受けた事務を行うこと。
- 前各号に揚げるもののほか、本商工会の目的を達成するために必要な事業を行うこと。
商工会は、地区内商工業者のために次のような経営改善普及事業と地域振興事業を行っています。
みなさまの経営の改善発達のために
【経営改善普及事業】
商工会が行っている「経営改善普及事業」とは、小規模企業の経営や技術の改善発達を図るための事業で、経済産業大臣の定める資格を持つ経営指導員などが、金融・税務・経営労務などの相談や指導に従事するとともに、商店街の近代化やむらおこし事業など、地域の活性化のために様々な取り組みを行っています。
この事業には、国と都道府県の補助金が交付されており、秘密厳守、原則無料にて相談指導にあたっていますので、安心してご相談ください。
商工業者のくらしと地域社会の幸せづくりのために
【地域総合振興事業】
商工会は、地域の「総合経済団体」また中小企業の「指導団体」として、豊かな地域づくりと商工業の振興ために、様々な地域振興事業に取り組んでいます。